薄暗い板の間で、うさぎ・ちいかわ・ハチワレが体を寄せ合って重なり、まん中のちいかわが不安そうな顔をしている、アニメ「ちいかわ」第308話「山姥③」の場面

画像: アニメ「ちいかわ」公式サイト/©ナガノ/ちいかわ製作委員会

話題通年

ちいかわは怖い?「闇が深い」と言われる理由とこわいと言われる長編、子どもと見るときの目安

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ちいかわは、ふだんは日常のお話が中心の、かわいい絵の作品です。ただ、討伐や正体の分からない相手が出てくる一部の長編がドキッとするので、「怖い」「こわい」「闇が深い」と言われます。こわいと言われる理由と長編、子どもと見るときの目安を、結末に触れずにまとめます。

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X(旧Twitter)・アニメ・映画

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アニメ「ちいかわ」公式サイト

ちいかわは怖い?「闇が深い」と言われる理由

第131話「おっきい討伐③」の場面写真。さすまたを手にした3人です。画像: アニメ「ちいかわ」公式サイト/©ナガノ/ちいかわ製作委員会

先に結論です。ふだんのアニメは朝の番組の中の短いお話で、ごはんやおでかけなど日常の回が中心です。ドキッとする場面が続くのは一部の長編なので、そこだけ大人が先に見る(読む)と安心です。

ちいかわは、ナガノさんが X に投稿している漫画が原作で、アニメや映画にもなっています。

よく聞かれることに答えます。

ホラー作品なの?
ホラーとして作られた作品ではありません。アニメ公式サイトでは、ちいかわたちが送る「楽しくて、ちょっぴり切ない物語」と紹介されています
子どもが見ても大丈夫?
年齢の目安は出ていません。日常の回から見はじめて、長編は大人が先に確かめると安心です

こわい、闇が深い、と言われる理由は、おもに3つです。

  • 働いて暮らす世界:ちいかわたちは、草むしりや討伐(あぶない相手と戦って報酬をもらう仕事)をして暮らしています。
  • 説明されないこと:大きな相手がどこから来たのか、なぜそうなったのかは、多くが分からないままお話が進みます。
  • うまくいかない終わり方:がんばっても報われない回や、切ないまま終わる回もあります。

「闇が深い」「トラウマ回」は、作品の題名や紹介文の言葉ではなく、ファンの言い方です。見た目がかわいいぶん、こわさや切なさが強く残る、と受け止められています。

ちいふぁんのマスコット(ピンクのまるい子)
こんなにかわいいのに、こわいお話もあるの!?
ちいふぁんのマスコット(むらさきのコウモリの子)
ときどきね。だから楽しいお話が、よけいにうれしいんだ

出典: アニメ「ちいかわ」公式サイト

こわいと言われる長編・お話(結末にはふれません)

第350話「あくむ②」の場面写真。夢にあらわれる相手「ゾウ」です。画像: アニメ「ちいかわ」公式サイト/©ナガノ/ちいかわ製作委員会

ファンの間でこわいと言われることの多い長編を、投稿の古い順に、入り口だけ紹介します。順位はつけません。同じお話を「切ない」「泣ける」と受け取る人もいます。

どれも、ちいふぁんの「まとめ読み」(ナガノさんの X の投稿を、長編ごとに最初から順番に読めるページ)で読めます。

黒い流れ星編(2021年12月〜2022年3月)
こわさ:同じ一日がくり返される不思議さ。ある夜に黒い流れ星が流れてから、同じ一日が何度もくり返されるお話。単行本5巻。アニメは第213〜235話
拾魔(ひろま)編(2022年8〜9月)
こわさ:のんびりした旅の空気が、少しずつ変わっていく。お土産のキレイな石をきっかけに、ちいかわとハチワレが古びた旅館にたどり着くお話。「拾魔」は旅館の広間にかかる札の名前です。単行本6巻。アニメは第291〜299話
山姥(やまんば)編(2022年9〜10月)
こわさ:やさしいもてなしが、どこか不穏。森で罠にかかった3人を、山姥(白い髪のおばあちゃん)が助けて家でもてなすお話。その夜、物音が聞こえてきます。アニメは第306〜311話
「あのこ」(2022年11月〜)
こわさ:正体が分からない。大きくて白い「あのこ」と、たてがみのある「でかつよ」が出てくるお話。あのこは何者か語られないまま、アニメには「あのこを討伐」という題の回もあります。アニメは第178話「あのこ」など
あくむ編(2023年2〜3月)
こわさ:ルールが不気味。夢の中で、長い鼻の相手「ゾウ」に「笑ったら負け」のにらめっこを持ちかけられ、毎晩勝負が続くお話。単行本7巻。アニメは第349話「あくむ①」(2026年6月5日)から
セイレーン編(島編・2023年3〜11月)
こわさ:大きな相手と、島のひみつ。チラシに誘われて「特別な島」へ合宿に出かけた3人が、セイレーン(歌が得意な、下半身が魚のすがたの相手)の討伐に巻き込まれていく、いちばん長いお話。単行本8巻に完全収録。映画『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の原作です

こわい場面が苦手な人は、明るい時間に、1話目ののんびりした空気から読むのがおすすめです。下のボタンは、表と同じ順に並べています。

ちいふぁんのマスコット(ピンクのまるい子)
にらめっこなのに、こわいってどういうこと〜!?
ちいふぁんのマスコット(むらさきのコウモリの子)
笑ったら負け、っていうルールがこわいんだって

出典: アニメ「ちいかわ」公式サイト おはなし、映画『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』公式サイト STORY

公式が明かしていること・明かしていないこと

確かめられること

討伐
アニメのキャラクター紹介では、ちいかわは「草むしりや討伐などをして生活している」とされ、映画の紹介ではラッコが討伐ランキング1位のランカーです
セイレーン
映画のキャラクター紹介で、歌が得意で、ある理由から島民たちを襲っている存在とされています
夢にあらわれる相手
あくむ編の相手の呼び名は「ゾウ」。グッズの商品名やアニメの役名でも「ゾウ」です

いっぽうで、次のことは分かっていません。

  • 「ゾウ」が何者で、なぜ夢に入ってくるのか。
  • 「あのこ」や「でかつよ」、山姥の正体。
  • 討伐の相手の多くが、どこから来るのか。

こわいと言われるお話の多くは、答えが出ないまま進みます。ネットで見かける「正体」や「真相」は、場面をつないだ読み方です。

ちいふぁんのマスコット(ピンクのまるい子)
答えがわからないと、ちょっとこわいかも……
ちいふぁんのマスコット(むらさきのコウモリの子)
わからないところは、わからないまま読むのがいいよ

出典: アニメ「ちいかわ」公式サイト、映画ちいかわ公式サイト CHARACTER

ファンの受け止め ──「こわい」だけじゃない

こわいと言う人の多くも、読むのをやめてはいません。ファンの間の受け止め方を、好きな声も苦手な声も並べます。

ファンの間には、こんな受け止め方があります。

  • かわいい絵のまま、こわいことが起きるから、かえって目が離せない。
    「闇が深い」は、このギャップを言い表すときによく使われる言葉です。
  • こわいというより、切なくて泣ける。がんばっても報われない回に、自分を重ねてしまう。
  • やさしいおもてなしが、かえって不穏に見える。
    山姥編のアニメの放送のころ、和気あいあいとした雰囲気がかえって不穏に見える、という受け止めを紹介した記事があります(PASH! PLUS 第307話)。
  • ゆるい日常のお話が好きなので、長編のこわいお話は少し苦手。
    こわいと言われるのは一部のお話で、ごはんやおでかけの日常のお話もたくさんあります。
  • 正体が分からないから、何度も読み返して考えたくなる。
    どれもファンの見方です。

ちいふぁんは、こわさと同じくらい、3人がいっしょに乗りこえようとする場面に心が動く作品だと思っています。こわい、と感じたときこそ、3人の表情に注目して読んでみてください。

ちいふぁんのマスコット(ピンクのまるい子)
こわいのに、続きが気になっちゃうんだよね〜
ちいふぁんのマスコット(むらさきのコウモリの子)
苦手なら、日常のお話から読めば大丈夫だよ

出典: PASH! PLUS 第307話「山姥②」(記事の書き手と番組出演者の受け止め)

子どもと見るときの目安

動画: 【公式】『ちいかわ』第1話「かためのプリン/ホットケーキ」(めざましテレビチャンネル / YouTube)

何歳からなら平気か、という目安は出ていません。ちいふぁんも年齢の線は引きません。代わりに、確かめられることを並べます。

テレビのアニメ
毎週火曜・金曜のフジテレビ「めざましテレビ」の中(10月2日からは7時38分ごろ)。朝の情報番組のコーナーとして流れる短いお話です
これからの放送
2026年10月2日(金)〜12月25日(金)は、地上波と配信を組み合わせたリバイバル放送(計25回)。テレビで流れるのは各シリーズの冒頭の話だけで、シリーズの最初から最後までの特別動画は、毎週金曜に YouTube・FOD・TVer で1週間配信されます。新作の再開は2027年1月の予定です
映画
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の映倫区分はG。年齢にかかわらず、どなたでも観られる区分です
第1話
上の動画は、フジテレビのめざましテレビチャンネルで見られる第1話「かためのプリン/ホットケーキ」です

はじめていっしょに見るなら、こんな順番がおすすめです。

  1. 上の第1話を、数分だけいっしょに見る。合うかどうかは、これでだいたい分かります。
  2. 日常のお話に慣れてから、長編へ進む。
  3. 長編は、大人がまとめ読みで先に読んでおく。こわい場面の前に「ここからドキドキするよ」と声をかけられると、安心して見られます。

こわい場面で止めても、あとで続きを見ても大丈夫です。お子さんの様子を見ながら、ゆっくり進めてください。

ちいふぁんのマスコット(ピンクのまるい子)
まずは第1話!プリン、おいしそうだったなあ
ちいふぁんのマスコット(むらさきのコウモリの子)
長編は、大人が先に読んでおくと安心だね

出典: アニメ「ちいかわ」公式ブログ(リバイバル放送のおしらせ)、PASH! PLUS(10月2日からの放送)、映画.com ニュース(10月2日からの放送)、映画.com 作品情報(映倫区分G)

この話をもっと楽しむ

気になった場面は、アニメや原作の単行本でもう一度たしかめられます。配信や販売の内容は、リンク先で確かめてください。

アニメで見る

アニメ公式サイトが案内している配信サービスです。

単行本・電子版で読む

原作の単行本『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』の電子版です。

一言コメント

ちいふぁんのマスコット(ピンクのまるい子)
ちいかわって、やっぱりこわいお話なのかなあ
ちいふぁんのマスコット(むらさきのコウモリの子)
ぜんぶじゃないよ。日常のお話のあいだに、ときどきドキッとする長編があるんだ
ちいふぁんのマスコット(ピンクのまるい子)
ゾウとか、あのことか、正体がわからないのがこわいのかも
ちいふぁんのマスコット(むらさきのコウモリの子)
そうかも。……あなたがいちばんドキッとしたお話は、どれだった?

確認したいポイント

ちいかわは、ナガノさんが X に投稿している漫画が原作で、ふだんは日常のお話が中心の作品です。

アニメのサイトでは、ちいかわたちが送る「楽しくて、ちょっぴり切ない物語」と紹介されています。

ファンの間でこわいと言われることの多い長編には、黒い流れ星編、拾魔編、山姥(やまんば)編、「あのこ」、あくむ編、セイレーン編(島編)があります。

何歳から見られるかの目安は出ていません。映画『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の映倫区分はGです。

「闇が深い」「トラウマ回」は、作品の題名や紹介文の言葉ではなく、ファンの言い方です。

メモ

  • 長編は入り口だけにふれています。結末やこわい場面のくわしい中身は書いていません
  • こわいと言われる長編は、ファンの間の受け止め方から選んでいます。順位はつけていません
  • 放送(10月2日からは7時38分ごろ)とリバイバル放送は、アニメ「ちいかわ」公式ブログと PASH! PLUS・映画.com の記事で、映倫区分は映画.com で確かめています(2026年9月29日時点)
  • この記事では、確かめられる事実と、ファンの間の見方を分けて書いています
  • 漫画のコマやせりふの転載はしていません。画像はアニメのサイトが公開している場面写真です

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